「たわけた一日」

5月3日から東京の国際フォーラムで「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン」が開催されている。むろん、小生は行くことができない。
 しかし、4日の今日、NHK−FMは午後1時からモーツァルト特集を組み、そのなかに「ラ・フォル・ジュルネ・オジャパン」のライヴを挟み込んでくれている。ほぼ12時間の番組だ。いろんなものを整理したり、Yahoo!オークションに出品したりしながら、今もNHK-FMを流しっぱなしにしている。今、交響曲第40番K.440が流れている。ゲストとアナウンサーのやりとりはあまり面白くないので、音楽の時だけ聞き耳を立てているようなものだが、もうちょっとお喋りの時間を短くして音楽を聞かせて欲しい…と思う。
 そんな夜、午後7時30分から、「モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626」[指揮]トヌ・カリユステ [出演]スンハエ・イム(ソプラノ)/カレン・カーギル(アルト)/ユッシ・ミュリュス(テノール)/コンラッド・ジャーノット(バリトン)/RIAS室内合唱団/ベルリン古楽アカデミーのライヴ放送があった。ティンパニーの音には違和感があったが、速いテンポで聞かせどころはしっかり聞かせてくれ、実に気持ちの良い演奏だった。コーラスの言葉がひとつひとつしっかりと聞こえ、音程もしっかりしている。ソロの4人も健闘していた。5000人入るホールでの演奏会と言うことだが、FMから聞こえてくる音は悪くなかった。
 「ラ・フォル・ジュルネ」は「熱狂の日」と訳されているが、元々はモーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」のボマルシェの原作「たわけた一日、あるいはフィガロの結婚」の「たわけた一日」が「ラ・フォル・ジュルネ」だ。原作はフランス語で「La folle journée ou le mariage de Figaro」という。モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」はイタリア語で書かれたため、「Le Nozze Di Figaro」である。
 そのフランス語で書かれた劇の原作を元に、モーツァルトと台本作者ダ・ポンテがイタリア語でオペラの台本を書いた。当時はイタリア語のオペラが一般的だった。ボマルシェの「たわけた一日、あるいはフィガロの結婚」はフランスのアンシャン・レジームに対して向けられた民衆の怒りが元になり、1789年フランス革命への気分的な下地がある(例えば、領主の初夜権、すなわち結婚する領民の新妻と最初にエッチする権利は領主が持っていた…なんて信じられる?)。オーストリア帝国皇帝のヨーゼフ2世は、危険な喜劇として、ウィーンでのボマルシェの劇「たわけた一日、あるいはフィガロの結婚」の上演を禁止した。モーツァルトとダ・ポンテはボマルシェの社会的な為政者への攻撃を、単にエロティックな恋愛話のドタバタにすることによって、オペラ「フィガロの結婚」の上演への許可を取り付ける。映画「アマデウス」にも、その話は登場する。
 「ラ・フォル・ジュルネ」は「たわけた一日」、すなわち「お馬鹿な一日」と訳すこともできるそうだ。東京での「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパン」は4日間続く。4日間「お馬鹿な一日」を体験してみたかった(^^)。

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